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1​0​月

by 群鶏中島

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1.
土星 05:43
「神様、どうか」と口にして すこしだけ 救われたなんて 泣くにも 空っぽな眼窩は 見下した地面の 足元にいた自分を見つけた 行き止まりが続いてく なんて冗談だろう 昼の光はとても明るくて 夜でも重く暖かい どこかに隠れたらいいよ せめて誰かに見つけて欲しいよ わたしは ここにいる それがいちばん嫌なんだ 「神様、どうか」と口にして それだけですこし 救われたなんて まるで悲しい お話みたいだ と思うこと 最高だ 最低だ 生きててよかった またなにかが ひび割れて 落ちた ここがどこか わからなくなった どこかで息してる人たちは いつの間にか繋がって ぐるぐる回ってる輪っかの 外側だよ、ここは 永遠に近づけない衛星は じっと それでもここから 逃げられないから気にしてる ずっと どこかに消えたい 霧のように 誰かに気づかれたくないまま わたしはここにいる それがいちばん許せないんだ
2.
空が軋む 03:01
知ってる?笑ってるよ 自分を守るために 「嬉しそうだね」なんて 世界はなんて小さいんだろう なんにもないよ ここには 空が軋む音を聞いた すこし怖い... あなたももし嘘つきなら 私たち 行き着く先はどこ? 知ってる?本当は 自分が大事だから 「いいことあった?」とか  なんて嬉しそうなんだろう 眠れないよ ここでは 空が軋む音を聞いたよ すこし怖い... あなたも嘘つきだとしたら 私たち 行き着く先はどこ?
3.
はなうた 02:56
4.
4時 04:58
朝になる前に遠くへいこう そうすればきっと 全部よくなる 朝になる前に遠くへいこう 夜が終わる前に こんなにも 素晴らしい世界で こんなにも 優しい世界で 優しいあなたの言葉は なにも感じない 耳に無理やり 流し込んで 心で 無理やり飲み込んだ もういいよ 耳を塞いでも 外は変わってないし 瞼を閉じても なにも壊れないよ あなたの言葉の 裏側にあった 見つけた なにかは目を逸らして なにかに勝手に 怯えていたんだ こんなにも 素晴らしい世界で こんなにも 優しい世界で 耳を塞いでも 外は変わってないし 瞼を閉じても なにも壊れないよ 耳を塞いでも 外は変わってないし 朝になる前に遠くへ いこう
5.
yellow knife 03:01
6.
03:55
いつか あなたが居なくなっても 6月の雨に紫陽花が濡れても 世界なんて終わらない 世界なんて終わらない 変わらぬ朝に どっかの僕がパンを齧ってる 変わらぬ朝に どっかのあなたがニュースを聞き流す 変わらぬ朝に どっかの誰かが 笑うだろう 変わらぬ朝に いつか僕らが 笑ったように いつか ぼくらが居なくなっても 6月の雨に紫陽花が濡れても 世界なんて終わらない 世界なんて変わらない
7.
葬列 06:08
8.
宇宙怪獣 03:37
街を遥か見下ろして泳ぐ 孤独の空を漂う あのクジラに 少しでも近づこうとしてみた その濁った瞳に触れられるように 真下の送電塔に登って 地球と雲の狭間で 上にも下にも にっちもさっちも いかないんだ 空気の中に! みんなには見えない? 大きい とっくに気づいていたんだ 到底 届かない距離に 下りるにはすでに高すぎた 「ならば とべ」 みんなには見えないだ 気付かないうちに食べられた 笑ってる 頭の中 自分に目を塞がれてる 塞ぎこんで 淀み切った この街の臭いが鼻につく 逃げられない 腐っている できないなら 全部 空気の中に! みんなには見えない?
9.
ゲーム 04:23
10.
石炭袋 05:03
11.
膨れた脳みそは頭蓋骨の中でそれでも殻を破れない 窓枠の外側に立ってる引っ繰り返った哺乳類の 瞼を透かして見えるその海を掬おう こんなにも素晴らしい世界で こんなにも優しい世界で 私に合ったそのなにかを 選び取ることはできないのでしょうか 選び取ることができない私という 小さな骨組みの中からすらも抜け出せないのに 窓枠の外側に立ってる引っ繰り返った哺乳類の 瞼を透かして見える冬の景色を見る目に映る 私というあなたは こんなにも素晴らしい世界で こんなにも優しい世界で
12.
彼岸 06:30
両足で着地 まっすぐ飛ぼう あまりに孤独 ゆえに長過ぎる季節 悪いのは 他でもない... 踏み締めた足の下 死んだもののにおい 濡れたあとのアスファルト 埃のにおい ああ 冬が来るよ 静かに たしかに

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released October 5, 2015

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群鶏中島 Fukuoka, Japan

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