1. |
プール
02:41
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優しい人をまた傷つけて
それさえ 軽くなるのに
悲しみを抱きしめて
いるふりばかりが 上手くなる
間違った 僕らは
誰も責めらないままで
とうに死んだ季節浮かぶ
汚い水を飲む
嘘はつかないよ ただ
わからないことばかりで
飲み込めず 吐き出した
弱さと泳ぐ 僕らは
あーあ
間違った 僕らは
誰も責められずにいて
ただ 静かに浮かんで
また 無駄に歳をとる
くだらねえ
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2. |
2
00:55
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3. |
重力ダンス
04:13
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想像しているより ずっと小さい
息を切らし 抗うも
逆らえない 重力に
縛られた ダンス
容易く 飛び越えるAの
踵あたりを見ながら
Bはまた 水溜りの空へ
タッチする
すべて偽物だったとして
だったらここは 一体どこなんだ なあ
自分一人も受け入れられない
あんたは 一体誰なんだ
教えて
想像しているより ずっと小さい
息を切らし 抗うも
逆らえない 重力に
縛られた ダンス
いっそすがすがしい 届かなくてもいい
戻れなくなっていい
なにもないんだから ここには
大事に大事に抱え込んだ
本当の本当の心の中
失敗もしないが 成功もない
あなただけに 見せてあげよう
他人の入る余地なんてない
ただ今をやりすごすだけ
そんな人間に まだ優しさを
思うこと自体 間違っている
くだらないな くだらないね
君が言う すべて偽物だったとして
だったらここは 一体どこなんだ なあ
自分一人も受け入れられない
あんたは 一体誰なんだ
教えて
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4. |
信号が変わる前に
04:37
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必要ないよ あなたの言葉は
解きたいのに 壊れてるような
そんな日々を 変えたいのに
変えられないから そこに突っ立って
シラけてる 顔してる
それを平穏と 呼ぶ?
信号が変わる前に 駆けだした
いつまでも見つめる視線
感じていたい自分さえも
置いていく速度で
必要ないよ あなたは俺には
しょうもない どうしようもないような
こんな日々を 変えたいのに
変えられないから そこに突っ立って
見ていればいい ずっと
遠くに向かう これからを
信号が変わる前に 駆けだした
いつまでも見つめる視線
感じていたい自分さえも
置いていく速度で
必要ないよ あなたに俺は
解きたいのに 壊れてるような
そんな日々を 変えたいのに
変えられないなら そこに突っ立って
見てればいい ずっと
遠くに向かう これからを
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5. |
5
03:43
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6. |
灰色の息
06:04
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すべてを見透かした空に 気力が落ちていく
ひとつずつ切り取っては 几帳面に
名前を付けたものしか 見えない
景色の 中に立ってる もうずっと
長い間 出られないでいる
とうに 麻痺した指で なにか掴んでみても
初めからなかったみたいに 傷もないままで
ただ汚れている感触を 何度も確かめては吐いた
灰色の息の においがする
このまま退屈を 引きずって死んでいく 代わりを
詰め込んだから 広がった穴 覗き込んで
でも誰も悪くない だから悲しい
本当はみんな嫌いだ だから淋しい
こんなにも素晴らしい世界で
こんなにも優しい世界で
麻痺した指で なにか掴んでみても
初めからなかったみたいに 傷もないままで
ただ汚れている感触を 何度も確かめては吐いた
灰色の息を 吸い込んで笑っていた
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